金城将忠氏が経験したブラック企業と駄菓子生活

金城将忠氏は大学を卒業して就職した会社が合わなくてすぐに退職をします。

金城将忠氏は年齢的にも若く、複数の資格を持っていたので、
別の会社でも正社員として採用されるだろうと考えていました。

しかし現実は厳しく、
契約社員でなら雇うけれど正社員としては
難しいと言われるうちに金城将忠氏は落ち込んでしまいました。

そんな時、不動産関係の会社から正社員で採用しますといわれて
天にも昇るような気持ちになりました。

金城将忠氏は今度こそは骨をうずめる覚悟で働き始めましたが、
その会社はいわゆるブラック企業で、
残業手当もつかないのに１週間に１１８時間労働を強いられました。

しかも給料は手取り２０万で、
他の業種と比べても驚くほど少ない金額です。

ただ金城将忠氏１人でなら２０万あれば
十分に暮らしていけるだろうと考えていた矢先に、
実家で母が倒れ、さらに父の会社が経営不振で困っているので
援助してくれないかと言われます。

両親には学費を出してもらい感謝しているので、
二つ返事で仕送りを約束します。

２０万の手取りの中から１５万円を仕送りしたことで、
毎日もやしばかりを食べる極貧時代になりました。

もやしがないときは、駄菓子でお腹を膨らませて空腹をごまかしていましたが、
無理な生活は体調を崩してしまい倒れて救急車で運ばれたこともありました。